砕石を転圧し、レベルを出します。



レベルが出ない場合には、砂または空練りモルタルでレベル調整します。


M型鉄筋ベースをコーナー部および直線部に設置します。

4
M型鉄筋ベースの上に鉄筋を配置します。ユニット鉄筋使用の場合には、より簡単に設置できます。


スリーブをセットします。




立ち上がり型枠をM型鉄筋ベースの上に順次組み付けていきます。



吊巾止金具をセットし、両サイドの爪をしっかり折り曲げます。



外コーナー部の組み付け。鉄ベース枠は外コーナー部より組み付けます。樹脂スペーサーをベース鉄筋に取り付けます。


コーナー部より鉄ベース枠を樹脂スペーサーに差し込んでセットしていきます。これにより、ベース鉄筋のかぶり厚が確保できます。

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もう一方の外コーナーの端を交差させるように鉄ベース枠をセットします。



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この時、コーナー両端に鉄ベース枠支持棒をクイ打ちします。



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内コーナー部の組み付け。鉄ベース枠と鉄ベース枠とを重ね、樹脂スペーサーをセットし、重なった鉄ベース枠の穴に鉄ベース枠支持棒をクイ打ちします。

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両サイド2箇所の穴に鉄ベース枠支持棒を入れます。



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鉄ベース枠の繋ぎ部を重ね、鉄ベース枠の穴の位置を合わせて樹脂スペーサーをセットします。この時、重なった部分の穴を鉄ベース枠支持棒で杭打ちして固定します。

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間仕切りの狭い箇所では内コーナーに樹脂スペーサーを使用し、鉄ベース枠支持棒をセットします。


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ベース部分に隙間がある場合には、多少埋戻しをします。




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サポーターは施工に合わせて使い分けます。




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ベース部分のコンクリート打設と立ち上がり部のコンクリート打設は、多少、時間をおいて2周打ちします。1周目はベース+立ち上がり部までとし、バイブレーターを使用するようにします。

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ベース部はコテ押さえをします。




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鉄ベース枠の脱枠は、まず、外コーナーの鉄ベース枠支持棒を抜き、順次外していきます。樹脂スペーサーはベース部に沿って左右に折り曲げます。(折れない場合には、押さえながら外します。)

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脱枠します。





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鉄ベース枠を取り外した際にケレンし、次回のためにNSPメタルフォーム油を塗っておきます。

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鉄ベース枠と立ち上がり部を脱枠し整地を行えば、布基礎一体打ちの完成です。